Morikoの北海道生活

雪がほとんど降らない本州から北大に進学した男子大学生の日記です。

独断と偏見による北大情エレ生体情報コース科目別難易度ランキング~3年前期編~

こんにちは。

今回は、北海道大学情報エレクトロニクス学科生体情報コースにおいて、3年前期に履修する科目の難易度ランキングを独断と偏見で作りました。生体情報コース2年の方、生体情報コースに行くことを考えている方は参考にしてください。


3年前期は、2年に比べると楽になったかな?という印象です。科目が簡単になったわけではないですが、単純に授業コマ数が減ってきました。選択必修が増え、履修義務のない講義が増えてきました。

第9位 生体機能学
〇 主に人体の構造・組織について学ぶ。基本オンデマンド。
〇 めずらしく期末試験は無く、成績は毎回の小テストとグループワーク及びレポートから決まる。
〇 グループワークの内容は恒常性(ホメオスタシス)に関わる化学物質やその他の要素について調べてまとめるもの。プレゼンもある。

第8位 生命情報解析学
〇 生物の進化の過程をシミュレーションする方法など、バイオインフォマティクスの基礎的な知識を学ぶ。
〇 成績は、出席40%、試験60%で、よっぽどのことが無ければ落単することは無い。
〇 期末試験は、授業の最後に行われる小テストからほぼ出題される。小テスト自体は成績に入らない。
〇 私自身がバイオインフォマティクスの研究室に行きたかったのもあるが、個人的に面白かった。

第7位 データ解析
〇 統計学を学ぶ。1年の統計学の内容の復習に加え、クラスター解析やベイズ統計など、本格的に研究に使えそうな実用的知識を学べる。
〇 成績は期末試験とグループワークによるプレゼンで決まる。期末試験は電卓必須で、時間がマジで足りない。
〇 グループワークは機械学習ベイズ統計などについて調べたことをまとめ、発表する。質問をすると加点されるが、時間的に人数が限られる。
〇 大学の講義でよくある理論だけ説明して終わるものではなく、授業内で具体例や、その統計的計算をする意味をしっかり教えてくれるので、個人的に満足度が高い。

第6位 シミュレーション工学
〇 コンピュータを用いて数値的に解析を行う方法を学ぶ。例えば、手計算では解くことができない連立方程式微分方程式などを近似的に解くことができるようになる。
〇 プログラミング手法を学ぶわけではないが、加点課題はプログラミングしないと解けない。
〇 成績は、期末試験及びレポートで決まる。

第5位 応用電気回路
〇 2年の電気回路の進化系。フーリエ変換ラプラス変換を持ちいたちょっと難しめの電気回路を解析することを学ぶ。
〇 中間試験・期末試験により成績が決まる。基本的に授業中に出題された例題からテストが作られる。

第4位 量子力学
〇 シュレディンガー方程式の導出法など、量子力学の基礎中の基礎を学ぶ。
〇 謎の500文字レポートが1回だけ出る。あれはなんだったのか。
〇 中間試験・期末試験により成績が決まる。
〇 おそらくかなり中途半端なところで終わるので、物理学科などと比べると器用貧乏感が否めない。

第3位 生体情報工学演習Ⅰ
〇 2年で履修した、電気回路・電子回路・線形システム論・情報数学・ディジタル回路の問題演習。覚えてるわけないだろ!
〇 問題は難しくはないが、覚えてるわけないので2年の教科書は捨てないように。
〇 月曜1,2限なのがつらい。

第2位 生体情報工学実験Ⅰ
〇 自然科学実験の再来。毎週レポートを書くのがだるい。試験期間に重なると地獄。
〇 内容はDNA解析の実験だったり、光学特性を計測する実験だったりと様々。コンピュータを用いたシミュレーションを行うこともある。
〇 フィードバックはない。何の意味があるのか。

第1位 応用光学Ⅰ
〇 光の性質について学ぶ。高校までに習ってきた光をさらに発展させたもの。
〇 年によっては、この経験から後期の応用光学Ⅱを受ける人が激減する。
〇 授業内で小テストをするが、難しすぎてほぼ解けないのが当たり前だと思う。
〇 中間・期末試験により成績が決まる。試験がかなり難しい。ぜひ過去問を手に入れよう。


もう学部の単位も残りわずかになってしまいました。時の流れというものは早いですね。