Morikoの北海道生活

雪がほとんど降らない本州から北大に進学した男子大学生の日記です。

総合理系徹底攻略④ 後期の履修登録編

こんにちは。

25日に北大総合教育部などでは前期の成績が発表されましたね。どうでしたか?

いい成績だった方はその調子でがんばってください。


今回は、前期であまりいい成績が取れなかった人向けに、後期の履修登録におけるコツを自身や友人の経験をもとにお伝えします。



〇 自分の成績を整理して、どの科目が移行点に含まれるか認識する
前期のGPAが志望する学科の最低移行点に届いていなかったとしても、それを悲観する必要はありません。農学部志望なのに、GPA2.5でした…とかであれば別ですが…

まずは、前期で履修した科目のうち、移行点に含まれる科目をおさらいしましょう。



フレッシュマンセミナー、総合科目
卒業するためには4単位必要ですが、移行点には2単位しか含まれません。いくらこの科目でA+を2つ以上とってGPAを釣り上げてもあまり意味がありません。

主題別科目
5つのテーマのうち、3つ以上かつ6単位を取得するのが卒業要件ですが、移行点に含まれるのは、成績が良いものから6単位です。テーマが被っていてもかまいません。間違えて総合科目をとるなどして移行点算出要件に届かない、などの事故が起きないよう後期の履修では気を付けてください。

外国語科目
必ず移行点に含まれるのは後期の英語技能別演習のみです。それ以外の科目は、良くない成績の場合、移行点から追い出すことが可能です。英語演習、他の外国語演習、マイナー外国語などから必修を除いて4単位以上良い成績で取得すれば、移行点の追い出し成功です。

共通科目
必修の情報学の成績がカスだった…終わった…さよなら情エレ…というそこのあなた。ご安心ください。統計学、情報学Ⅱ、体育学から4単位以上とれば移行点から追い出すことができます。しかし情報学ができない人は、情エレに入ってからが心配ですね。

基礎科目
物理学、化学、自然科学実験はどんなに終わった成績でもしっかりと移行点に含まれます。成績が悪かった人は、切り替えて後期こそ頑張ってください。人生の方向性がある程度決まるといっても過言じゃないので。

対して数学、生物学なら挽回の余地があります。前後期合わせて20単位より多くとれば追い出し可能です。仮に前期に、物理、化学、生物学、数学2個、自然科学実験の単位を取得していて、後期に物理学Ⅱ、化学Ⅱを取得するとすると、それ以外の、微分積分学Ⅱ、線形代数学Ⅱ、生物学Ⅱ、心理学実験、地球惑星科学のうち3つ以上取得する必要があります。

どの科目が好成績を取りやすいのかは人それぞれですが、レポートのみの講義に運よく割り当てられた場合は、やったぶんだけ成績が取れるのでオススメです。

余分に単位を取れば移行点にブーストをかけることが可能ではありますが、前期と同様、取得可能単位数は25まで(前期GPAが3.3を超えると取得可能単位数が2増える)と制限があるので、限界はあると思います。



〇 冬は雪まみれになることを考慮

2学期は1学期とは条件が全く異なります。特に冬になれば、札幌の街は雪に覆われ、自転車を使って通学することができません。大学生活に慣れた上、死ぬほど寒いのに朝早く起きなければならない。想像以上につらいです。つまり、1限は出来る限り避けることをお勧めします。

1限に入る科目で代表的なのが心理学実験です。絶対評価のため、がんばればA帯を取りやすい科目であるのでおすすめはしているのですが、木曜1限であること、週2コマ埋めてしまい、地球惑星科学が履修できなくなる(地学は木曜2限で、心理学実験と重なる)などのデメリットがあります。心理学実験は毎回のレポート提出によって成績が決まるため、1回の欠席でも致命的です。それなりの覚悟を持って臨んでください。


〇 できれば、卒業要件46単位を取りきろう

一応32単位以上取得すれば進級自体はできます。しかし、専門に進むとかなり忙しくなり、意外と教養科目を取る余裕がありません。工学部はほぼ上限単位ギリギリまで専門の必修科目で埋まりますし、あなたがとるべき科目がそれらとバッティングしていれば、当然その学期は教養科目を履修できません。農学部、理学部は教養棟からだいぶ離れます。たった15分の休み時間で移動するのは困難です。周りがほとんど1年生という中で受けるのも気まずいでしょう。


今回はこれぐらいにします。あまり役に立たなかったかな?もしかしたら修正するかもしれません。