こんにちは。
今回は総合理系のデメリットについて話そうと思います。
この話を聞いたら総合理系に入学したく無くなるかもしれません。もう受験してしまった方は残念でした。合格後、あと1年頑張ってください。
デメリット1 行きたい学部に行けないかもしれない
総合理系のメリットとして、行きたい学部が決まっていなくても、大学の講義を受けていく過程でゆっくりと決めることができる点をあげました。
しかし、もともと行きたい学部が決まっている人にとってこのメリットは無いようなものでしょう。
北大では、学科ごとの人気格差が非常に大きくなっています。もともと農学部や薬学部を目指して総合理系に入学した人は、非常に過酷な成績争いを余儀なくされます。
もしその争いに負ければ、全く興味のない学科に入れられ、残りの3年間を過ごすことになります。
デメリット2 不平等すぎる闘い
人気学科に進むためには頑張って勉強して、いい成績をとる必要があるわけですが、その成績のつけ方は残念ながら平等とは言えません。
基本的に1年生が履修する科目は学年で共通しているものが多いのですが、担当する教員によって授業の方法や、成績評価の方法、履修者の成績の分布が大きく異なるので、その辺りは自分がどのクラスに配属されるかの運ゲーになります。
また、自分で選択する科目も、抽選に外れて履修できない、なんてこともよくあります。私は今まで3回抽選に挑戦して、3回外れました。
デメリット3 専門科目がやれない
北大は1年時点で学部が決まっていないため、大学ならではの専門科目を学ぶというよりは、高校でやったような教養科目(数学・理科など)の延長のような授業を受けることがほとんどです。
物理や生物に関しては、高校で履修していない人に合わせて授業が行われるので、物足りない、レベルが低いと感じてしまう人もいるかもしれません。
厳しい入試を突破してやっと北大に入ったのに、結局高校と同じような授業をやるのか…と理想とのギャップを感じてしまうかもしれません。
でもいい成績をとるために頑張らないといけないんですよね。
まとめ
総合理系のデメリットを簡単にまとめると、「志望学科に行けるとは限らない」「めっちゃ不平等」「授業がほぼ高校の延長」です。
こんなの当たり前じゃん、と思うかもしれませんが、実際に総合理系として過ごしていると、これらのデメリットがひしひしと感じられるようになると思います。
しかし、文句ばかりも言ってられません。行きたい学部があるならそこに行けるぐらいの成績を死ぬ気で取りにいかなければなりませんし、行きたい学部が無くても、成績が悪いと将来の選択肢を大きく狭めることになります。
これから総合理系に入学される方は、後悔のないように頑張ってください。
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