Morikoの北海道生活

雪がほとんど降らない本州から北大に進学した男子大学生の日記です。

【北大】総合理系徹底攻略⑤ 学部選びのコツ

こんにちは。


そろそろ後期の授業が終わり、春休みに入った頃かと思います。

過酷な1年を闘い抜いた総合理系の皆さん、まずはお疲れさまでした。あとは成績発表と学部移行を待つのみですね。

泣いても笑っても爆破予告をしても運命は変わらないので、流れに身を任せましょう。

今回は、皆さんが学部移行に悔いが残らないよう、学部を選ぶ時のポイントをお伝えしたいと思います。

特に、入学時点で志望学科が決まっていて、1年間その学科を目指して頑張ってきた方も、一度自分の選択を見直してみてはいかかでしょうか。



① 専門科目と卒業要件を確認しよう
 1年生が受ける全学教養科目は、どちらかというと高校で習った科目の延長線上にあり、基礎的な科目が多い傾向にあります。


2年以降はより専門的な授業を受けることになり、科目同士の結びつきがより強くなります。
また、学部によって科目選択の自由度や、卒業要件の単位数などが大きく異なります。自分に合わない学部を選んでしまうと、毎日が地獄になってしまうので、そういった意味も含めて専門科目の確認は重要です。


例えば情報エレクトロニクス学科では、卒業要件科目のうちほとんどが必修であり、科目選択の自由度は非常に低いです。しかし、選択必修で、情エレ内の他のコースの専門科目の一部を履修することができます。


対して理学部数学科では、卒業要件に全学教育科目や、理学部の他学科の科目を含めることができるようです。
農学部水産学部も選択科目が多く、科目選択の自由度が高いので、より自分の興味に沿った授業を受けられるでしょう。


各学部の専門科目・卒業要件は、北海道大学〇〇学部規程」より確認できますので、ネット検索で調べてみるといいと思います。


また、科目名だけではどんなことをやるのかわからないこともあるので、北海道大学 シラバス検索システム」を利用して、シラバスを確認し、自分に合っているかどうかを吟味しましょう。「なんちゃらデバイス工学」のように、名前だけ見て、「面白そう!」ってなっても実際受けてみたらクソつまんないこともあるので。


② 研究室を調べよう
私は、学部選びにおいては、「研究室」が一番大事な要素だと考えています。


近年、理系は少なくとも修士まで行くことが多いですし、大半はそのまま学部時代の大学の大学院に進むことになります。


当然、それらの学位は皆さんがこれから選ぶ専門分野で取ることになりますし、大学院で専門を変えることが不利になるのは間違いありません。


自分が1年、或いはそれ以上その分野で研究を貫き通せるのか、よく考える必要はあるでしょう。
まあ、私はまだ研究室にすら配属されてませんが


研究室の紹介は各学部のホームページにて閲覧できますし、多くの研究室が自前のホームページを持っています。学士論文や修士論文の研究内容を公開している研究室もありますので、参考にするといいと思います。


ネットに上がっている情報だけでは十分ではないときは、実際に研究室の見学に行くといいと思います。そのときは、教授や研究室の学生の迷惑にならないよう事前にメールでアポをとるなどしましょう。


③ 移行点だけで決めない!
まれにいるみたいですが、移行点が高いという理由だけで学部を選ぶのはさすがにやめましょう。特に興味のある学部がなくても、1番自分に合う学部というのをしっかり考えるべきだと思います。


いろいろ話してきましたが、最終的に学部を選ぶのは皆さんです。
皆さんがどんな選択をしたとしても、その選択に自信をもって、大学生活を謳歌してください。私も2日後に控える試験に向けて頑張ります。何やってんねん