Morikoの北海道生活

雪がほとんど降らない本州から北大に進学した男子大学生の日記です。

総合理系徹底攻略② 学部移行のシステム編

こんにちは。

今日は学部移行のシステムについて話します。

移行の流れ

学部移行の簡単な流れは次のようになります。

予備志望調査では、前期の成績をもとに疑似的に学部移行を行った場合の最低移行点や志望者数を知ることができます。


ただし、移行点は、学期GPAや通年GPAより高くなりやすいため、本番の学部移行の際の最低移行点は、予備志望調査のものよりも高くなるとかんがえてください。


第1次志望調査では、実際に移行点を用いて最低移行点や志望者数を知ることができます。


第1次振り分けで、実際に学部が決まります。一部の学科を除いたほとんどの学部・学科がここで定員の8割を決めます。例えば、工学部 情報エレクトロニクス学科 情報理工学コースの定員は40名ですが、第1次振り分けでは、その8割にあたる32名が決定します。


第1次振り分けでは、志望調査に参加していない学生や志望先を変更する学生がいるために、最低移行点は結構変動します。志望調査の結果を鵜呑みにするのは少し危険です。


第2次振り分けには、第1次振り分けで学部が決まらなかった学生のみが参加します。残りの定員2割を奪い合います。医学部医学科、獣医学部、薬学部薬学科の定員はありません。第1次振り分けの時よりも最低移行点が下がる場合があるため、どうしても第1志望の学科に行きたい人が、意図的に第2次振り分けに来ることもあります


第2次振り分けでも決まらなかった場合は、補充振り分けに行くことになります。定員の余った学科しか選択肢がないため、志望学科に行くことはほぼ不可能でしょう。


補充振り分けを拒否した場合は、留年になります。


第1志望が有利って本当?


結論から言うとそんなことは全くありません。私も結構最近まで勘違いしておりました。

総合理系の学部移行に関しては 移行点が高い奴が正義と思っていれば間違いありません。


総合理系の学部移行では、移行点の順位が高い人から順に学部学科が決定していきます。第1志望の学科の定員が埋まってしまっていたら、第2志望の学科、それもだめなら第3志望の学科、というように決まっていきます。志望している学科の定員がすべて埋まってしまったら、第2次振り分けに進むことになります。


例えば、移行点3.0でA学科第1志望の人よりも、移行点3.1でA学科第3志望の人の方が優先される、というような感じです。


大学に入学すれば、北大が学部移行のガイダンスを開いてくれたりするので、ちゃんと聞いていればこの点は理解できると思うのですが、大体は聞いていないので知らずに後悔するパターンは結構あると思います。


移行点は志望学科に届いているのに、制度を誤って理解していたせいでそこに移行できなかった!なんてことにならないようにしましょう。


今回はかなり内容が薄いような気がしますが、この辺で終わりにします。