Morikoの北海道生活

雪がほとんど降らない本州から北大に進学した男子大学生の日記です。

北大のエゾリスを求めて

こんにちは。

突然ですが、北海道大学の総面積、どれぐらいかわかりますか?



660平方キロメートルです。


これは東京23区を上回る面積です。


すごいですよね(語彙力)。 


まあこれは和歌山県などにある研究林などを含めた面積なので、メインの札幌キャンパスの広さは東京ドーム38個分程度しかありません。





冗談は置いといて、北大の札幌キャンパスは非常に広大で、キャンパス内には四季折々の美しい姿を見せる雄大な自然があふれています。
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札幌の観光地としても有名ですし、東京オリンピックではマラソンコースにも選ばれました。


北大を南北に貫くメインストリートを自転車で走るのが本当に楽しいんですよね。


キャンパス内ではなんと、様々な野生の動植物を見ることができます。


200万人が住む大都市の中心部にありながら、大学内だけで生態系が形成されているともいえるかもしれません。(生物系の人に怒られそう)


キツネとかいるんですよ。なかなか野生で見る機会ってありませんよね。私も2回ほど目撃したことがあります。


そんな野生動物の中で特に私が推しているのが、




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Wikipediaから引用

エゾリスです。


なんてかわいいんでしょう。手(前脚)をちょこんと合わせている感じとかあざといですよね。


実は私が北大を志望した理由の1つが、野生のエゾリスにお目見えするためなんですよね。


晴れて北大に入学したので、エゾリス様の御姿をくそザコスマホ(Aquos)に収めようとしたわけです。


ところが御エゾリス様は常にその御姿をお見せになるわけではありません。


なので私はエゾリス様に拝見するため、その生態について調べることにしました。  Wikipediaで。


エゾリスはリス科リス目キタリス種の亜種で、北海道のみに分布します。生物の分類の話はよくわかりません。


体長は22-27㎝、しっぽの長さは16-20㎝で、夏毛は茶色、冬毛は茶灰色らしいです。


昼行性ですが、季節により活動時間が異なるようです。


春は朝から、夏は日の出から日没、秋は昼、冬は朝


なんか枕草子みたいですね。シマリスなどとは違って冬眠はしないようです。


つまりこの時間帯に北大に行けばリスに会えるんですね! やったー!


とはなりません。時間帯広すぎやろ。結局頑張って探さないとなかなか見ることはかなわないようです。


仕方がないので根気よく探すことにしました。21年の春から夏にかけてはほとんどオンライン授業だったので、わざわざ大学まで足を運ぶ必要がありました。


夏休みが始まってから、北大を探検することもかねてエゾリスを探してみることにしました。
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きのこ


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こういう雰囲気がすき


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ん?





そしてついに…


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キターーーーーー!!!


ついにリスを発見しました。北大の最北にある第2農場に居ました。


実際に野生のリスが動いているのを見ると感動しますね。


スマホのカメラだと画質に限界があってきれいに映りません。


どうにかして近づきたかったのですが、第2農場は閉鎖されていたので入れませんでした。残念。


農場のフェンスに張り付いて撮影してたので、傍から見たら変人でしたね。


この日はそれ以降、リスを拝むことは出来ませんでした。


やっぱり、狙ってエゾリスを見に行くことは難しそうですね。


対面授業に行ったり、ジョギングに行ったりしたときに偶然見られたらラッキー、ぐらいの感覚がいいと思います。






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つい最近、たまたま朝 北大に行ったときに見つけて100枚ぐらい撮影しました。


この時は、カラスと格闘していました。どちらも生きるのに必死なんですね。


彼らの間には常に熾烈な生存競争が繰り広げられています。人間はただ見守ることしかできません。


こんな大自然の神秘?を、身近で感じることができるのも北大の魅力の1つなのではないでしょうか。


皆さんも北大を訪れた際には撮影に挑戦してみては。


TwitterInstagramに投稿すればいいねがいっぱいもらえます。


こんな感じのふざけた日記も増やしていきたいなと思います。